稼働カルテのデジタル化の事例
1、稼働しているカルテのデジタル化について
今、まさに稼働しているカルテをデジタル化する、大阪府の内科系クリニックの事例です。
1年に1度、2週間ほどカルテをお預かりしてデジタル化しております。
時期はきまって、患者様の来院数が落ち着く6月の水曜日午後。
大阪は水曜日の午後は休診するクリニックが多いのです。
こちらのクリニックは、カルテは電子カルテを使用せず
手書きの紙カルテを使用されています。
2、紙カルテのメリット
紙カルテには素晴らしいメリットがあります。
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①データの切りはりができる。
②重要なデータが見やすい。
③何より手軽である。
④4000年の歴史がある(社長談!)。
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しかしながらクリニックの省スペースを図りたいとのご要望から、
過去1年間分のカルテを順次デジタル化しております。
3、稼働カルテを電子化するにあたっての問題点
昨年度追記された一年分のカルテを病院スタッフの方々に抜き出してもらい、まとめてもらったものを一括で引き取らせていただきます。
お預かり期間は2週間程で、その間にデジタル化を実施します。
デジタル化はフルカラーで行い、写真や紹介状、サイズの異なる用紙のデジタル化も対応します。
しかし問題はそのカルテをお預かりする2週間にあります。
病院は日々患者様が来られますから、どういった既往症のある患者様がいつ来られるか事前には分かりません。
昨年度のカルテを確認しなくてはならないことも毎日のようにあります。
4、稼働カルテの電子化をスマートに行います!
そこでNISが提案させていただいたのは、リアルタイム転送です。
患者様の来院と受付時の簡単な問診、そして先生からの指示で連絡が入り次第
弊社から該当カルテをデータ化したものを送信します。
最も大切なセキュリティ面などは、先生と細かく打ち合わせを行い、取り決め通りに送らせて頂いてます。
セキュリティの兼ね合いで、その細かい方法はここでは記入致しませんが、
診察は滞りなく行われていると聞いております。
2週間のお預かり期間にデジタル化を実施、デジタルデータの検査を実施してから、
カルテは一旦クリニックにお返しします。
それを患者様ごとの個々のIDに追記して、デジタル化したカルテデータを最新状態にして納品します。
5、カルテの電子化によって生まれるメリット
紙カルテをデジタル化すると
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1、省スペース
2、過去データが瞬時に呼び出せるので、時間の短縮、スタッフの仕事の軽減にもつながる。
(弊社のカルテ閲覧サービスは大手病院でも長年ご利用頂いている、信頼のソフトです。)
3、もし、電子カルテに移行することになれば、その準備がとても、本当に、すごく楽になる。
(NISは電子カルテ移行についての知識もバッチリです! )
4、カルテの要保管期限は5年、その間、弊社で保管して廃棄まで管理することも可能です。
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たくさんのメリットがあります。
お気軽にご相談ください。ご相談、お見積もりは無料です。
6、電子カルテvs紙カルテの論争
最後に、
診療記録は結局、電子カルテが良いのか?やはり、紙カルテが良いのか?という疑問
社内ではもう10年前からこの話題で話し合うことが多いですが、時代の流れとともにその答えも変化してきます。
また、お客様の状況によっては全く違った内容をお勧めした方が良いと思う場面も多いです。
電子カルテが良いのか?紙カルテが良いのか?
そんな悩みをお持ちでしたら、一度ご相談下さい。
ご相談は無料です。
また、メリットの少ない電子化を勧めたことは、今まで一度もありません。